

山形県(所在地)で「基板実装」を試作・小ロットで頼みたい。
でも、どこに相談すればいいか分からない、見積の出し方が不安、部品手配や検査まで任せたい…そんな悩みはよくあります。
この記事では、公式サイトで“基板実装(部品実装)”と“試作/小ロット相当”の記載が確認できた山形県内の企業を中心に、住所・電話・URL付きで整理しました。
さらに、試作で失敗しないチェックリスト、見積で揉めないポイント、問い合わせテンプレまで、はじめてでも分かるようにまとめます。
この記事でわかること
- 山形県の「基板実装×試作×小ロット」で相談先を見つける手順
- 試作・小ロットで工場選びに失敗しないチェック項目
- 見積依頼で追加費用を防ぐために伝えるべき情報
- 公式サイト確認済みの工場リスト(所在地・電話・URL)
まず結論:試作・小ロットで“当たり”の工場は、ここを見れば外しにくい
試作・小ロットは量産と違い、段取り替えや部品の手配、手付け作業、検査の作り込みが増えがちです。
だからこそ「設備がすごい」よりも、小回り・相談力・不具合対応の強さで差が出ます。
チェック1:試作・小ロットの“明記”があるか
公式サイトに「試作」「小ロット」「少量」「1枚から」「多品種少量」などの記載がある会社は、最初から小回り前提で動けることが多いです。
一方、量産の話しかない場合は、試作が断られたり、納期が長くなったりすることがあります。
まずは“試作・小ロットを歓迎しているか”を文章で確認しましょう。
チェック2:どこまで任せたいか(実装だけ?部品調達も?組立まで?)
「基板実装だけ」なのか、「部品調達」「ユニット組立」「検査(ICT/FCT)」「コーティング」「リワーク」まで必要なのかで、向き不向きが変わります。
試作では、部品欠品・代替提案・リワークが頻繁に起きます。
ここを一緒に走ってくれる会社は強いです。
チェック3:データ・部品情報を“どれだけ整えて渡せるか”
工場側の負荷が増えるのは、データ不足と情報の食い違いです。
たとえば、ガーバーはあるのにBOMが古い、部品番号が統一されていない、極性や実装面の指示が曖昧…など。
逆に、情報が整っているだけで見積が早くなり、試作の成功率が上がります。
試作・小ロットの基板実装で起きやすい“あるある”と対策
試作は、完成品の未来を決める大事な一歩です。ですが現場では「想定外」が起きます。
ここでは、山形県で基板実装(試作・小ロット)を依頼する際に起きやすい問題を、先回りして潰します。
あるある1:部品が手に入らない(欠品・納期長期化)
近年、電子部品は欠品やリードタイム延伸が起きやすく、試作の最大の敵は「部品」です。
対策は2つ。代替提案できる工場・商社ルートがあるか、そしてあなた側が許容条件(代替OK範囲)を先に決めておくこと。
たとえば「同等品OK」「メーカー変更OK」「容認できない特性(温度、ESR、精度)」を伝えるだけで、試作が止まりにくくなります。
あるある2:メタルマスク費・治具費が想定より高い
試作でも、はんだ印刷をするならメタルマスクが必要になる場合があります。
ただし、工場によっては試作向けに“簡易マスク”の提案ができたり、手付けで回せたりします。
「初回は手付け→確度が出たらマスク」など、段階設計ができると総額を抑えられます。
あるある3:不具合が出たとき、原因切り分けができない
試作の不具合は、回路・部品・実装・基板・ソフト…いろんな要因が絡みます。
ここで頼りになるのが、リワーク(BGA対応など)やX線検査、工程内検査、そして「一緒に原因を追ってくれる姿勢」です。
単なる実装屋さんではなく、試作の相棒として動ける会社を選ぶと、次の改版が速くなります。
問い合わせ前に準備すると“見積が速くなる”チェックリスト
試作・小ロットの見積は、情報が揃っているほど早く、安く、正確になります。
ここでは「最低限これだけは渡す」とスムーズな項目をまとめます。
できるところからでOKです。
必須セット(これだけで話が進む)
- ガーバーデータ(実装面が分かるもの)
- BOM(部品表:メーカー名、型番、数量、代替可否)
- 実装図(部品配置図:座標データがあれば最高)
- 希望数量(例:試作5枚、評価後に小ロット50枚など)
- 希望納期(いつ必要か)
あると強い(試作の成功率が上がる)
- 基板仕様(層数、板厚、表面処理、色、実装面、リフロー条件の希望)
- 重要部品の注意点(極性、方向、熱に弱い部品、BGAの条件など)
- 検査方針(外観検査のみ/ICT/FCT/通電検査/機能検査)
- コーティング・ポッティング等の有無
- 過去の不具合情報(同じ設計の改版なら特に有効)
山形県の「基板実装×試作×小ロット」対応工場リスト(公式サイト確認済み)
ここでは、山形県内に所在地があり、公式サイト上で「基板実装(部品実装)」の記載が確認でき、かつ試作・小ロット相当の対応が読み取れる企業を中心に掲載します。
住所・電話・URLは、基本的に各社の公式ページ表記に合わせています。
最新の受付条件(最小ロット・対応範囲・納期)は変わることがあるため、必ずリンク先で再確認してください。
【一覧表】山形県:基板実装(試作・小ロット)相談先
| 会社名 | 所在地(住所) | 電話番号 | 公式サイトURL | 試作・小ロットの記載 | メモ(強み) |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社協同電子工業 | 〒997-0011 山形県鶴岡市宝田2丁目10-13 | 0235-24-3445 | https://kyododensi.co.jp/ | あり(試作・小ロット対応) | SMT/IMT実装+検査設備を活用。試作から相談しやすい。 |
| 富士電子株式会社 | 〒990-2251 山形県山形市立谷川2丁目1114-4 | 023-686-4141 | https://www.ygt-fujidenshi.com/ | あり(小ロット・試作時対応の記載) | 2ライン体制のSMT。試作時の部材形態(テープカット等)にも言及。 |
| 株式会社 東北エヌイーエレクトロ | 〒999-2172 山形県東置賜郡高畠町大字夏茂24 | 0238-57-5001 | https://tohoku-ne.com/ | 要問い合わせ(試作〜量産の記載はあり) | 実装・改造修理・組立まで幅広い。試作から量産まで一貫の記載あり。 |
| 株式会社鶴岡電装 | 〒997-1321 山形県東田川郡三川町大字押切新田字豊秋180 | 0235-66-4533 | https://www.tsuruokadenso.co.jp/ | 要問い合わせ(多品種・小ロットの言及あり) | 鉛フリー対応のプリント基板実装(ウェーブ等)の設備情報が具体的。 |
| 有限会社リンク | 〒997-0824 山形県鶴岡市日枝字小真木原90-20 | 0235-23-1990 | https://www.link-pcb.co.jp/ | 要問い合わせ(設計〜実装〜組立の記載あり) | プリント基板の設計・製造・実装・組立まで対応の記載。 |
| ルックス工業株式会社 | 〒999-7683 山形県鶴岡市渡前字太田39-1 | 0235-64-2608 | https://www.lux-ind.co.jp/ | あり(試作・小ロットにスピーディー対応) | 受託生産ページで試作・小ロット対応を明記。手はんだ技術も訴求。 |
依頼の流れ:試作・小ロットの基板実装を最短で進める段取り
ここからは、実務の段取りです。試作は「とにかく早く作る」だけだと、結局作り直しが増えます。
初回で“学びが最大”になる進め方を、順番にまとめます。
Step1:目的を言語化する(試作のゴール設定)
試作の目的は、大きく3つに分かれます。あなたの案件がどれかを決めるだけで、工場の提案が良くなります。
- 動作確認:最低限動けばOK。コスト重視・スピード重視。
- 信頼性確認:温度・振動・耐久など。実装品質や検査が重要。
- 小ロット出荷:お客様に渡す/販売する。トレーサビリティや外観品質も重要。
Step2:部品支給か、部品調達込みかを決める
試作・小ロットでは、部品の欠品が最大のボトルネックになりがちです。
あなたが部品を支給するなら、リール形態/テープカット/スティックなどの状態も伝えます。
工場に調達も任せるなら、代替可否のルールを先に伝えると、止まりにくくなります。
Step3:見積の精度を上げる(“追加費用が出やすい点”を先に潰す)
追加費用が出やすいのは、主に「メタルマスク」「手付け工数」「部品不足」「リワーク」「検査治具」です。
見積依頼時点で、次の質問に答えられるようにしておくと安全です。
- 実装方式:SMT中心?挿入部品(DIP)あり?手付けはどの程度?
- 検査:外観のみ?通電?ICT/FCT?
- 治具:必要なら誰が作る?(工場側で作ると早いが費用が出る)
- 改版:改版が前提なら、初回は手付けで進めるか?
Step4:試作→小ロット→量産の“つなぎ”を設計する
「試作だけ安く」だと、その後の小ロット・量産で詰まります。
おすすめは、初回試作で“量産を見据えた情報を残す”ことです。
たとえば、リフロー条件、実装時の注意点、手付けが必要だった箇所、検査で見つかった傾向など。
工場と一緒に“学びのログ”を作れると、2回目が一気に楽になります。
問い合わせコピペOK:基板実装(試作・小ロット)見積テンプレ
以下は、そのままメールや問い合わせフォームに貼って使えるテンプレです。
「所在地(山形県)で基板実装の試作・小ロットを依頼したい」意図が伝わる形にしてあります。
【テンプレ】見積・可否確認(試作/小ロット)
件名:基板実装(試作・小ロット)見積のお願い(山形県/○○案件) 株式会社○○ ご担当者さま 基板実装(試作・小ロット)のご相談です。 下記条件で対応可否と概算見積(または見積に必要な追加情報)をご教示ください。 【目的】(例:動作確認/小ロット出荷/信頼性評価) 【数量】(例:試作5枚 → 評価後に小ロット50枚) 【希望納期】(例:○月○日までに初回5枚) 【データ】ガーバー/BOM/実装図(添付 or 共有URL) 【部品】支給 or 調達希望(代替可否:同等品OK/要事前確認 など) 【実装】SMT中心/挿入部品あり(ありの場合は点数) 【検査】外観のみ/通電/ICT/FCT(希望) 【備考】重要部品の注意点(極性、BGA、熱に弱い部品など) お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 署名(会社名/氏名/電話)
よくある質問(FAQ)
「所在地+基板実装+試作+小ロット」で検索する人がつまずきやすい点を、短く分かりやすく整理します。
Q1. 試作は何枚からお願いできますか?
工場によりますが、試作は1枚〜数枚から相談できるケースもあります。
ポイントは「公式に試作・小ロット歓迎の記載があるか」。
記載がない場合でも対応してくれることはありますが、納期・費用が不利になりやすいので、最初の候補は“試作・小ロットの言及がある会社”がおすすめです。
Q2. 部品が欠品しているときはどうすればいい?
代替提案ができる工場や、調達ルートの強い工場だと止まりにくいです。
あなた側も「代替OKの範囲」を先に決めておくと、試作が進みます。
たとえば「同等品ならOK」「メーカー変更は要確認」「温度特性だけは固定」など、ルール化が効きます。
Q3. 見積が遅い/追加費用が出るのが怖い…
試作・小ロットは情報不足で見積が止まります。
最低限、ガーバー+BOM+実装図+数量+納期が揃うと一気に前に進みます。
追加費用が出やすいのは「メタルマスク」「手付け工数」「治具」「リワーク」「検査」です。見積依頼時に、これらの前提を一緒に確認しましょう。
Q4. どの工場に送ればいいか迷うときの決め方は?
迷ったら、次の3社に同時に投げるのがおすすめです。
- 試作・小ロットを明記している会社(スピード重視)
- 検査やリワークが強い会社(確度重視)
- 組立・調達まで一貫できる会社(手戻り削減)
返答の速さ・質問の質で、相性が見えます。
「どこが一番安いか」より「どこが一番失敗しないか」で決めると、総額が安くなることが多いです。
まとめ
山形県(所在地)で「基板実装」を試作・小ロットで依頼するなら、最初に見るべきは“試作・小ロットの明記”と“どこまで任せられるか”です。 試作は想定外が起きるので、設備よりも相談力・原因切り分け・調達力が効きます。 この記事の一覧表から候補を選び、テンプレで同時に問い合わせると、最短で前に進みます。






