京都府×基板実装×試作×小ロットで失敗しない!工場の選び方と問い合わせ術(公式サイト付きリスト)

京都府で「基板実装(プリント基板の実装)」を試作から小ロットで頼みたい。

だけど、工場の得意分野や検査体制、見積もりの出し方が分からず、時間だけが過ぎてしまう…。

そんな状況を終わらせるための記事です。この記事では、所在地(京都府)を軸に、試作・小ロット向けの基板実装工場の探し方、失敗しない比較ポイント、問い合わせのコツを、小学生でも分かる言葉で解説します。

最後に、公式サイトで情報が確認できた工場リストも掲載しています。


基板実装ってなに?(超かんたんに)

基板実装(きばんじっそう)は、プリント基板(緑色の板)に、抵抗・コンデンサ・ICなどの部品を取り付けて、回路として動くようにする作業です。部品を載せる方法は主に2つあります。
①表面実装(SMT):小さな部品を基板の表面に載せ、はんだで固定します。量産も試作も多くがこれです。
②挿入実装(THT):部品の足を穴に差し込んで、裏面からはんだ付けします。丈夫さが必要な部品でよく使われます。

試作や小ロットでは、「少ない枚数でも段取りが早い」「手はんだや治具で柔軟に対応できる」「検査で不具合を早期に見つけられる」工場が向いています。

逆に、量産専用のラインしかない工場だと、少量は割高になったり納期が延びたりすることがあります。

だからこそ、“試作・小ロットが得意”という言葉だけでなく、設備・検査・実績の説明まで見て判断するのがコツです。

「試作」と「小ロット」は同じじゃない

試作は「動くかどうかを確かめるための最初の制作」で、1枚〜数枚、もしくは少数で作ることが多いです。

目的は、回路が狙い通りに動くか、部品の選び方は正しいか、ノイズは問題ないか、熱は大丈夫か、などを確かめること。

失敗が前提なので、修正→再実装が起こりやすいです。

一方、小ロットは「出荷・評価・展示・社内導入など、ある程度まとまった枚数を作る」状態です。

例えば、10枚、30枚、100枚など。小ロットでは、試作よりも品質のバラつきを抑えることが重要になります。

外観検査(AOI)や通電検査、はんだの品質管理など、工場の“守りの力”が効いてきます。

つまり、検索するときも、依頼先に伝えるときも、「試作(動作確認中心)」なのか「小ロット(品質安定中心)」なのかを分けて言えると、見積もりも会話も一気にスムーズになります。

京都府の「所在地」にこだわるメリット(近い=速いだけじゃない)

京都府内(または近隣)に工場があると、打ち合わせや不具合の切り分けが早くなります。

例えば、試作で問題が出たとき、基板を送り返して説明するだけだと、行き違いが起きがちです。

近い工場なら、現物を見ながら「この部品の向き」「このランドのはんだ量」「このコネクタの高さ」などを一緒に確認でき、改善が早いです。

さらに、量産に進む前の工程(筐体・ハーネス・検査治具)も含めて相談できる会社が京都府内にあると、部品の受け渡しや追加対応が現実的になります。

近さは、単なる距離ではなく、やり直しの回数を減らす武器です。

だから「所在地+基板実装+試作+小ロット」という検索は、とても合理的な探し方だと言えます。


目次

試作・小ロット向け基板実装工場のチェックリスト(ここだけ見てもOK)

ここでは、京都府で試作・小ロット対応の基板実装工場を選ぶときの“失敗しにくい順番”をまとめます。

ポイントは、最初から完璧な工場を探すのではなく、「あなたの案件に合う工場」を見つけることです。

例えば、BGAや0402など細かい部品が多いなら実装実績と検査設備が重要ですし、手はんだ中心なら職人品質と再作業のしやすさが重要になります。

下のチェックリストを使うと、公式サイトを見ただけでも候補を絞り込みやすくなります。

チェック1:対応範囲(SMT/挿入/手はんだ/部材調達)

まず「できる・できない」を決めるのは、対応範囲です。

試作・小ロットでは、SMTだけで終わらないことがよくあります。

コネクタだけ挿入実装が必要だったり、試作の変更で手はんだ対応が必要になったりします。

だから、候補の工場には次の質問を投げられると強いです。

  • 表面実装(SMT)と挿入実装(THT)の両方に対応できますか?
  • 手はんだ(リワーク・改造)や、部品交換は可能ですか?
  • 部材調達(支給/購買代行/代替提案)はどこまで可能ですか?

部材調達が得意な工場なら、納期遅れの原因になりやすい部品を先に見つけ、代替提案までしてくれることがあります。

逆に支給のみの工場は、準備ができている案件に向いています。

「自分はどちらのタイプか」を先に決めておくと、ミスマッチが減ります。

チェック2:検査(AOI/電気検査/機能検査)で“試作の失敗”が減る

試作で怖いのは、「動かないけど原因が分からない」状態です。

ここで時間が溶けます。だから、試作・小ロットでは検査が超重要です。

  • 外観検査(AOI):部品の向き、はんだ不良、ズレなどを見つける
  • 導通・絶縁検査:ショートや断線の可能性をつぶす
  • 通電検査・機能検査:実際に動かして確認する(治具があると強い)

AOIがあると、小ロットでの“ばらつき”が減りやすいです。

機能検査まで相談できる工場なら、「治具の提案」や「検査の標準化」まで一緒に組めることがあります。

結果として、次の量産に進むときの安心感が違います。

もし公式サイトに検査設備の記載がない場合は、問い合わせで「どこまで検査できますか?」と聞けばOKです。

チェック3:納期の考え方(短納期=速い、ではなく“情報が揃うほど速い”)

短納期を実現するコツは、工場に無理をさせることではありません。

情報を揃えることです。工場が困るのは、データが不足していて手戻りが発生すること。

例えば、部品表(BOM)の品番が曖昧だったり、実装面(Top/Bottom)が不明だったり、極性マークの説明がないと、確認の往復で時間が伸びます。

だから、納期を縮めたいなら、次の“3点セット”が最強です。

  • ガーバーデータ(基板データ)
  • BOM(部品表:メーカー型番まで)
  • 実装図(座標データ/部品配置図/極性指示)

これだけで、試作見積もりのスピードが大きく変わります。


見積もりが爆速になる「問い合わせ前の準備」7つ

「問い合わせたのに返事が遅い…」と感じたことがある人は多いです。

でも実は、工場が遅いのではなく、確認事項が多いだけ、というケースがよくあります。

ここでは、問い合わせ前に用意すると強い情報を7つに絞りました。

全部揃わなくても大丈夫ですが、揃うほど見積もりが早くなり、あなたの案件の優先度も上がりやすくなります。

準備リスト7つ(コピペして使える)

  • 1)希望納期:いつまでに必要か(例:2週間以内/展示会前など)
  • 2)枚数:試作○枚、小ロット○枚、次回量産の見込み○枚
  • 3)基板仕様:サイズ、層数、材質(FR-4など)、表面処理(無電解金など)
  • 4)部品難易度:BGA/0402/0.5mmピッチなど(不明なら“不明”でOK)
  • 5)データ一式:ガーバー、BOM、実装図(座標)
  • 6)調達方法:部品支給か、購買代行希望か
  • 7)検査希望:AOI、導通、通電、機能検査の希望

これがあると工場は「できる/できない」「いくら/いつ」を判断しやすくなります。

逆に、枚数と希望納期だけ送ると、確認が増えて時間が伸びがちです。

あなたが困っているのは“納期”か“品質”か“価格”か。優先順位も一言添えると、提案の質が上がります。


京都府の試作・小ロット対応「基板実装工場」公式サイト付きリスト(確認できた範囲)

ここからは、京都府に拠点があり、基板実装に関する情報が確認でき、さらに住所・電話・公式サイト(または公式に準ずる一次情報)が確認できたものを掲載します。

なお、会社によっては公式サイトに電話番号が掲載されていない場合があります。

その場合は、電話番号を無理に載せず「問い合わせフォーム」案内にしています。

また、各社が「試作」「小ロット」「少量多品種」などをどう表現しているかはサイトごとに違うので、気になる会社はリンク先で最新の記載をご確認ください。

リスト(京都府:所在地×基板実装×試作×小ロット)

会社名所在地(京都府)電話公式サイト試作/小ロットのヒント(サイト記載例)
平和電機株式会社〒614-8175 京都府八幡市上津屋石ノ塔81-1075-982-5882https://www.heiwa-elec.co.jp/少量多品種に関する記載あり
科研電子株式会社〒612-8133 京都府京都市伏見区向島鷹場町146-1075-604-5990https://www.kakendenki.co.jp/kakendenshi/プリント基板の実装(会社概要に明記)
株式会社中嶋電機京都府亀岡市篠町柏原町頭44-10771-21-1682https://www.nakajimadenki.net/「基板1枚から」等の少量対応の表現あり
株式会社轟製作所〒612-8496 京都市伏見区久我西出町4番-15075-934-7155https://todorokiss.jp/多品種・小ロット対応の表現あり
株式会社サンテック〒612-8443 京都市伏見区竹田藁屋町79075-603-3551https://www.suntecweb.com/設計・試作・実装のトータルサポートの表現あり
加美電機株式会社(京都工場)〒620-1445 京都府福知山市三和町みわ小字エコートピア15-20773-59-2081https://www.kamidenki.jp/company/index.html京都工場の所在地・電話が明記
JOHNAN DMS株式会社〒611-0033 京都府宇治市大久保町成手1番地280774-43-1431https://www.johnan.com/dms/多品種少量・基板実装サービスの導線あり
株式会社 橋電(公式サイトの問い合わせページに電話掲載/所在地は企業情報等で確認推奨)0773-27-0500https://www.hashiden.co.jp/基板実装・組立が事業の柱の説明あり
有限会社 西和精工〒601-8037 京都府京都市南区東九条西河辺町25-2 進興ビル075-691-6964https://seiwa-seiko.com/試作品・小ロットから量産まで対応の表現あり
株式会社イーエル・オカモト〒621-0021 京都府亀岡市曾我部町重利風ノ口18-4(公式サイト本文中で電話番号の掲載が確認できないため、問い合わせフォーム推奨)https://www.el-okamoto.co.jp/小ロット・多品種、回路設計〜試作対応の表現あり
株式会社 小野電子工業〒616-8184 京都市右京区太秦中筋町12番地(公的/業界ポータルで確認)075-861-4025(公的/業界ポータルで確認)(公式ドメインの確定ができないため、会社紹介ページ参照)基板設計〜実装・手はんだ等の説明あり

中盤:工場に嫌がられない問い合わせの作法(そのまま使えるテンプレ付き)

試作・小ロットの基板実装は、工場側も“段取りの仕事”が大きいです。

だから、問い合わせが雑だと後回しになりやすく、丁寧すぎても逆に要点が見えず時間がかかります。

ここでは、相手が動きやすくなる「伝える順番」と「最小限の情報セット」を紹介します。

これができると、見積もりが早くなり、納期の相談もしやすくなります。

問い合わせテンプレ(メール/フォームにコピペOK)

件名:基板実装(試作/小ロット) 見積もり依頼(京都府内・納期相談)

はじめまして。基板実装の試作(または小ロット)でご相談です。

【希望内容】
・案件:基板実装(SMT中心/挿入あり など)
・枚数:試作 ○枚(次回小ロット ○枚予定)
・希望納期:○月○日まで(調整可/不可)
・基板:○層、サイズ○mm×○mm、材質FR-4(不明なら不明でOK)
・部品:BGAあり/なし、0402あり/なし(不明なら不明)
・部材:支給/調達希望(代替提案希望)
・検査:外観(AOI)希望、導通希望、通電/機能検査は相談

【添付/共有】
・ガーバー(ZIP)
・BOM(Excel)
・実装図/座標データ(あれば)

まずは概算でも構いません。対応可否と、概算費用・最短納期の目安をご教示ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

――――――――
会社名/氏名:
電話:
返信希望:メール/電話どちらでも
――――――――

“試作で動かない”を減らす一言(上級者の裏ワザ)

テンプレに、次の一文を足すだけで、工場の提案が一段良くなることがあります。

「今回の目的は、①動作確認(試作)②品質安定(小ロット)どちらが優先か」

目的が分かると、工場は「検査の厚み」や「リワーク前提の進め方」「部品調達の代替提案」などを組み立てやすいです。

結果として、あなたが欲しい答え(いつ・いくら・どんな注意点)が返ってきやすくなります。

よくある質問(FAQ)

最後に、検索ユーザーが抱えがちな疑問をまとめます。FAQは、読者が次の行動を決める助けになります。

「試作」「小ロット」「納期」「検査」など、迷いやすいポイントを短く解消しましょう。

Q1. 試作は何枚から頼めますか?

工場や案件によりますが、1枚〜数枚から対応してくれるところもあります。

ポイントは「枚数」より「データが揃っているか」です。

ガーバー、BOM、実装図が揃うほど、少枚数でも段取りが早く、費用も読みやすくなります。

まずは「試作○枚、次回小ロット○枚予定」と伝えると、工場も提案しやすいです。

Q2. 小ロットは何枚くらいから?

一般には10枚〜数百枚を小ロットと呼ぶことが多いですが、業界で厳密な線引きはありません。

あなたが「出荷・評価に使う」「社内導入する」「展示会に間に合わせる」など、目的を伝えれば十分です。

枚数より、検査の希望(AOI/導通/通電)を伝えると品質が安定しやすくなります。

Q3. 部品が入手困難なときはどうする?

試作・小ロットでは、部品不足が納期遅れの最大要因になりがちです。対策は3つです。①支給部品を先に集める、②購買代行ができる工場に相談する、③代替提案ができる工場に相談する。特に代替提案は、BOMにメーカー型番が入っているとスムーズです。

Q4. 検査はどこまでお願いすべき?

最低ラインは「外観(目視またはAOI)+導通(ショート/断線の切り分け)」です。

目的が“動作確認”なら、通電検査や簡易機能検査まで頼むと原因切り分けが早いこともあります。

目的が“小ロットでの品質安定”なら、AOIや標準化された検査工程がある工場が安心です。


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