
岐阜県内で基板実装やEMS(電子機器受託製造)の発注先を探しているけれど、どこに頼めばいいか分からない。
そう悩んでいる調達担当者やエンジニアの方は、実は少なくありません。
全国的に見ても、岐阜県は電子部品・電子機器の製造業が集積する地域です。
中津川市・恵那市・大垣市・美濃加茂市・関市など、県内各地にEMS工場が点在しており、試作1枚から量産まで対応できる工場が揃っています。
この記事では、岐阜県内に本社・製造工場を持つ基板実装・EMS企業13社を完全網羅し、それぞれの特徴・強み・連絡先を詳しく解説します。
さらに「発注先の選び方」や「岐阜県内で発注するメリット」も専門家の視点で掘り下げているので、ぜひ最後までお読みください。
岐阜県の基板実装・EMS工場を探すなら、まず「自社のニーズ」を整理することが大切
岐阜県内には実装専業メーカーから設計・調達・組立まで一貫対応するフルEMSまで、多様な形態の会社が存在します。
発注先を探す前に、まず以下の3点を明確にしておくことが、失敗しない選び方の最大のポイントです。
(1) ロット数はどのくらいか(試作1枚〜量産10万枚以上)
(2) どこまでの工程を委託したいか(実装のみ・設計込み・完成品組立まで)
(3) 用途・業界(車載・医療・産業機器・民生品など)
この3点が決まれば、自社に最適な工場が自然と絞り込まれてきます。
以下では、岐阜県内の各社を地域別・特徴別に解説します。
岐阜県で基板実装・EMSを依頼するメリット
名古屋・愛知の大手サプライヤーと同等の技術水準が、距離的に近い場所で手に入る
岐阜県は愛知県(名古屋)と隣接しており、自動車産業のサプライチェーンが県内全域に広がっています。
そのため、IATF16949(自動車品質マネジメントシステム)やISO9001を取得した工場が多く、品質水準が非常に高いという特徴があります。
「名古屋まで行かなくても、岐阜県内で同等以上の実装技術を持つ工場が見つかる」というのが、実際に発注した経験者からよく聞く声です。
東海道・名神・中央道に近い交通の利便性が納期短縮につながる
岐阜県は名神高速・東海環状自動車道・中央自動車道が交差するロケーションです。
愛知・三重・長野・静岡への物流が非常にスムーズで、完成品の輸送コスト・リードタイムが最小化できます。
試作品を急ぎで受け取る場合も、名古屋市内と遜色ない対応速度が期待できます。
人件費・工場コストが都市部より低く、価格競争力が高い
東京・大阪・名古屋の工場に比べ、岐阜県内の工場は土地・人件費コストが抑えられています。
その分、実装単価・管理費が低く、特に小ロット・多品種の依頼でコストメリットが出やすい傾向があります。
【完全網羅】岐阜県の基板実装・EMS工場13社一覧
有限会社エンドウ電子(岐阜県関市)
住所:〒501-3911 岐阜県関市肥田瀬1579番地
電話:0575-22-3812
公式サイト:https://www.endo-denshi.co.jp/
「業界最安値クラスの低価格で、今日受けて明日納品する」というコンセプトが印象的な会社です。
全員が熟練した日本人スタッフによる自社内完結の一貫生産体制を持ち、SMT機械実装・手はんだ・N₂仕様手はんだまで幅広く対応しています。
1983年の設立以来、小ロット・多品種対応に特化してきた実績があり、「他社がギブアップした基板も即対応する」という姿勢が際立ちます。
両面リフロー基板の部品後付けや基板改造作業にも対応しており、開発中のプロトタイプ対応や急ぎ案件を抱えるメーカーのサブコン(協力工場)として非常に頼りになる存在です。
コストを最優先したい中小メーカーや、短納期試作を繰り返すスタートアップとの相性が抜群です。
東海神栄電子工業株式会社(岐阜県恵那市)
住所:〒509-7201 岐阜県恵那市大井町630-1
電話:0573-25-4414
公式サイト:https://www.tsk-pcb.co.jp/
1969年設立。恵那市内に本社・第一工場・NCセンター・研修センターの4拠点を持ち、京都営業所も展開するプリント基板専業メーカーです。
プリント配線板の設計・製造・卸売から部品実装(SMT・DIP)まで、基板に関わる一連の工程を自社内で完結できる体制が大きな強みです。
特に、生基板の品質を熟知した上での実装対応は「基板メーカーならでは」の視点があり、実装しにくい基板の設計改善提案なども行える点が、純粋な実装専業メーカーとの差別化ポイントです。
車載・産業機器・医療機器など幅広い分野での納入実績があり、信頼性の求められるプロジェクトに向いています。
ユニオンエレックス株式会社(岐阜県中津川市)
住所:〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林476-16(本社・中津川工場)
電話:0573-68-5311
公式サイト:https://www.uelecs.com/
1969年設立。中津川市の本社工場に加え、蛭川工場(中津川市)・岩村工場(恵那市)の合計3拠点を展開するEMSメーカーです。
電子基板実装・ユニット品の組立・完成品の製造まで対応し、部品調達から出荷までをワンストップで請け負う体制が整っています。
三菱電機中津川製作所の協力工場組合(菱風会)に加盟しており、大手電機メーカーのサプライチェーンに組み込まれた実績を持つことが信頼性の高さを示しています。
多品種・小ロットから量産まで変種変量生産に対応できる柔軟な体制が特徴で、中津川・東濃エリアで基板実装を探すなら最初に当たりたい工場のひとつです。
株式会社イワビシ(丸山グループ)(岐阜県中津川市)
住所:〒508-0101 岐阜県中津川市苗木4586番地の50(本社)
電話:0573-77-1916
公式サイト:https://www.maruyama-g.co.jp/iwabishi/
1961年設立。丸山木材ホールディングス株式会社グループの一員として、中津川市内に本社・付知工場など複数拠点を展開しています。
SMT高精度高速機を装備した電子基板製造ラインを持ち、表面実装・手挿入実装(リフロー・フロー・手はんだ)に対応します。
モーター関連部品製造・換気装置部品製造・木製品製造も手がけるユニークな複合企業であり、射出成型や精密プレスとの組み合わせ発注も可能です。
ISO-9001・ISO-14001を取得しており、付知工場は電気用品安全法特定電気用品製造認可も取得。品質と法規制対応の両面で安心できる工場です。
株式会社久田見製作所(岐阜県可児郡御嵩町)
住所:〒505-0126 岐阜県可児郡御嵩町上恵土191-2
電話:0574-67-5599
公式サイト:https://kutami-mfg.com/
1972年設立、創業50年超のEMS工場です。
電子基板・電子機器の回路設計・基板設計から実装(SMT・DIP・手載せ・手付け・基板カスタム)・電子機器組立(筐体組付・ハーネス・書き込み・検査・梱包)まで、社内ワンストップで提供できる体制が最大の特徴です。
社員数約30名という規模ながら、設計部門と製造部門が社内で連携しているため、開発段階からの実装設計見直し提案(DFM:Design for Manufacturability)が迅速に行えます。
可児・御嵩エリアで「小回りが利く、設計から任せられる」工場を探している場合、最初の候補として挙げるべき存在です。
株式会社エレクス(岐阜県高山市)
住所:岐阜県高山市国府町宇津江2775番地
公式サイト:https://yelecs.co.jp/
2020年設立の比較的新しいEMS企業で、岐阜県北部・高山市(飛騨地域)を拠点とします。
飛騨地域では電子実装工場の数が限られており、同社は地域の製造業のEMS受け皿として機能している希少な存在です。
近年、飛騨・高山エリアの製造業も電子化・IoT化が進んでいる中で、地元の工場・メーカーがモノづくりのデジタル化を進める際の頼れるパートナーとして期待されています。
株式会社エヌビーシー(岐阜県大垣市)
住所:〒503-0858 岐阜県大垣市世安町4丁目31番地(本社・電子事業部)
電話:0584-81-3366
公式サイト:https://www.nbc-corp.co.jp/
1944年創業、売上高235億円・従業員475名(グループ合計約2,000名)の岐阜県を代表する大手EMSメーカーです。
プリント基板の設計・製造(多層基板・金属基板対応)、電子部品実装(リフロー・フロー)、ワイヤーハーネス製造の3事業部を持ち、設計から出荷まで1社でまるごと完結できる体制は競合他社と大きく差別化されています。
取引先はデンソー・東海理化電機製作所・豊田通商など名だたる自動車系企業が並んでおり、IATF16949に準じた品質管理体制が整っています。
「自動車部品に使う基板実装が必要」「品質保証体制が整った大手に任せたい」という場合に、岐阜県内で第一に検討すべき企業です。
国内の大垣工場に加え、タイ・香港・フィリピンにも製造拠点を持ち、量産規模の大きいプロジェクトでは海外コストも活用できます。
レシップエンジニアリング株式会社(岐阜県本巣市)
住所:〒501-0401 岐阜県本巣市上保1260番地の2
電話:058-323-6053
公式サイト:https://www.lecip.co.jp/leg/
レシップホールディングス株式会社の製造子会社で、鉄道・バス用電装機器や産業機器の基板実装を主力とする工場です。
SMT11ライン・手挿自動はんだ槽4ライン(鉛フリー3ライン)という充実した設備体制を誇り、小ロット生産から大量生産まで対応できます。
BGAリワーク(20年超の実績)・製品組立・梱包まで一貫対応しており、「実装だけでなく、完成品に近い形まで任せたい」というユーザーに向いています。
鉄道・バス向けという特性上、長期にわたる品質保証・信頼性試験への対応経験があり、ミッションクリティカルな用途にも安心して依頼できます。
マクセルフロンティア株式会社 岐阜事業所(岐阜県美濃加茂市)
住所:〒505-0053 岐阜県美濃加茂市加茂野町471番地
電話:0574-28-1151
公式サイト:https://www.frontier.maxell.co.jp/
マクセルグループの製造会社として、産業機器向けシステムの受託開発・基板実装・電子機器組立を岐阜事業所で担います。
チップ抵抗・コンデンサに至る部品1点1点の製造ロットまでトレーサビリティを管理する厳密な品質保証体制が特徴で、医療・産業向けなど高い信頼性が求められる用途に対応しています。
「大手ブランドの品質管理ノウハウをそのまま活用した実装品質が欲しい」という場合、同社の岐阜事業所は有力な選択肢です。
株式会社ケイ・オール 中部設計センター(岐阜県羽島市)
住所:〒501-6255 岐阜県羽島市福寿町浅平1-26 ブラッツ・ジマ101号室
電話:058-322-4242(中部設計)
公式サイト:https://www.kei-all.co.jp/
試作実装・BGAリワーク・リボールに30年超の専門実績を持つ会社です。
東京工場(稲城市)・関西工場(枚方市)・岐阜中部設計センターの3拠点体制で、土日祝日も営業するという稀有な即応体制が際立ちます。
BGAリワーク・LGAリワーク・アンダーフィル充填・BGAジャンパー・パターンカットなど、他社がお断りするような高難易度の改造・修正も年間3,000件超の実績をもとに対応します。
0402/0201チップの実装・修正、ファインピッチ0.3mmデバイスへの対応など、極小部品の実装技術は業界トップクラスです。
「量産より試作に強い専門家に頼みたい」「BGAのリワークで困っている」という場面では、全国どこからでも相談すべき会社です。
岐阜の中部設計センターは回路設計・基板設計の窓口として機能しており、設計段階からの相談に対応しています。
トスレック株式会社 中津川工場(岐阜県中津川市)
住所(中津川工場):〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林中原1570-56
電話(中津川工場):0573-68-6889
公式サイト:https://www.tosslec.co.jp/
1981年設立。京都本社・岐阜中津川工場・スリランカ拠点を展開するグローバルEMS企業です。
車載用プリント基板を月産90万個生産し続け、市場クレームゼロを維持するという実績は、同社の品質管理力の高さを雄弁に語っています。
産業機器・医療機器・自動車部品・モバイル製品・海洋・宇宙開発の主要計器部品まで、守備範囲は非常に広く、OEM・EMS・ODMのいずれにも対応します。
スリランカ拠点を活用することで、大ロット・コスト重視の案件にも柔軟に対応できる点もユニークです。
ISO9001取得済みで、国内2拠点(京都・中津川)の体制により、万が一の際のバックアップ生産も可能です。
東進産業株式会社(岐阜県中津川市)
住所:〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林1539-28
電話:0573-68-6210
公式サイト:https://toshin-i.com/
1951年創業、1967年に基板組立工場を開設した60年以上の歴史を持つ老舗EMS企業です。
東海神栄電子工業・アイホンコミュニケーションズ・シンクレイヤなどを主要取引先とし、電子機器メーカーの生産パートナーとして長年の信頼関係を築いてきました。
中津川エリアでの歴史の深さと取引先の顔ぶれが、技術力と信頼性の高さを示しています。
サス・サンワ株式会社 大垣支社(岐阜県大垣市)
住所(大垣支社):岐阜県大垣市本今5丁目7番
公式サイト:https://www.sassanwa.co.jp/
1931年創業の老舗企業で、電子・電気・エレクトロニクス分野のEMSサービスを展開しています。
大垣支社が岐阜県西部・西濃エリアにおける基板実装・電子機器組立の窓口となっており、地域密着の対応力が特徴です。
岐阜県の基板実装・EMS工場を選ぶ際の5つのチェックポイント
ロット対応範囲を必ず確認する
基板実装の世界では、「試作1枚から」と「量産10万枚以上」では、向いている工場がまったく異なります。
試作・開発フェーズには小ロット多品種に強い工場(エンドウ電子・久田見製作所・ケイ・オールなど)が適しており、量産フェーズには設備規模の大きい工場(エヌビーシー・トスレックなど)が向いています。
「試作もできて量産も対応できる」と謳う工場は多いですが、実際に得意なロットレンジがどこにあるかを営業担当者に直接確認することが大切です。
部品調達力・在庫力を確認する
実装工場の実力は「はんだ付けの技術」だけでなく、「部品調達のスピードと対応力」にも大きく左右されます。
半導体不足が常態化している現在、代替部品の提案力・入手困難部品へのルート・在庫部品の保有量が、納期遵守率に直結します。
「部品持ち込みの場合の対応可否」と「部品調達代行の場合の対応範囲」を両方確認しておくことをおすすめします。
実装可能な部品・基板の仕様を確認する
0402チップの対応可否・BGAの搭載可否・最大基板サイズ・フレキシブル基板への対応・アルミベース基板への対応など、実装仕様の確認は発注前の必須事項です。
「うちでは対応できないと後から言われた」というトラブルを避けるためにも、仕様書を送付して事前に確認メールをもらうことが重要です。
品質保証・検査体制を確認する
AOI(自動外観検査)・X線検査・ICTの保有状況と、検査の実施タイミング(印刷後・実装後・リフロー後など)を確認してください。
医療機器・車載用途の場合は、ISO13485・IATF16949への対応状況や、トレーサビリティの管理範囲も確認が必要です。
工場見学・試作対応の柔軟性を確認する
実際に工場を見学させてもらえるかどうかは、その工場の透明性と自信のバロメーターです。
「工場見学随時受け付け」と明記している久田見製作所・エヌビーシーなどは、品質に自信があるからこそ見せることができます。
初回発注前に必ず現場を確認することが、長期的なパートナーシップ構築の第一歩です。
EMS発注前に知っておきたい「実装コストの内訳」
基板実装の費用は、大きく以下の要素で構成されています。
設備費(段取り費・メタルマスク代)は、ロット数が少ないほど1枚当たりのコストに大きく乗ってきます。
部品代は調達先・数量・仕様によって大きく変わるため、部品リスト(BOM)を詳細に作成して見積に添付することが精度の高い見積を得るコツです。
実装工費は部品点数・部品の種類(SMD/DIP/異形部品)・難易度によって変わります。
検査費は、外観検査のみか・ICT(インサーキットテスタ)か・X線検査かによって金額が異なります。
「安い見積が来たから」という理由だけで発注先を決めるのは危険です。
見積の内訳(何が含まれていて何が含まれていないか)を必ず確認した上で、総コストで比較することが大切です。
岐阜県の基板実装・EMS工場 比較一覧表
| 会社名 | 所在地 | 電話番号 | 強み・特徴 |
|---|---|---|---|
| 有限会社エンドウ電子 | 関市 | 0575-22-3812 | 超低価格・翌日納品・小ロット多品種 |
| 東海神栄電子工業 | 恵那市 | 0573-25-4414 | 基板設計製造から実装まで一貫 |
| ユニオンエレックス | 中津川市 | 0573-68-5311 | 多拠点・完成品組立まで対応 |
| 株式会社イワビシ | 中津川市 | 0573-77-1916 | SMT高速機・ISO取得・複合製造 |
| 久田見製作所 | 御嵩町 | 0574-67-5599 | 設計から実装まで社内完結 |
| 株式会社エレクス | 高山市 | 記載なし | 飛騨地域唯一クラスのEMS |
| 株式会社エヌビーシー | 大垣市 | 0584-81-3366 | 車載大手・設計製造実装一貫 |
| レシップエンジニアリング | 本巣市 | 058-323-6053 | 鉄道・バス・産業機器特化 |
| マクセルフロンティア | 美濃加茂市 | 0574-28-1151 | 大手品質管理・高信頼性実装 |
| 株式会社ケイ・オール | 羽島市 | 058-322-4242 | 試作・BGAリワーク・即日対応 |
| トスレック(中津川工場) | 中津川市 | 0573-68-6889 | 月産90万枚・グローバルEMS |
| 東進産業 | 中津川市 | 0573-68-6210 | 70年超の老舗・安定品質 |
| サス・サンワ(大垣支社) | 大垣市 | 記載なし | 大垣・西濃エリア地域密着 |
専門家が考える「岐阜県の基板実装業界のこれから」
岐阜県の基板実装・EMS業界は、今まさに転換期を迎えています。
車載電子化の急速な進展により、自動車部品メーカーとの取引を持つ工場は発注量が増加傾向にあります。
一方で、半導体不足・資材高騰・熟練技術者の高齢化という構造的な課題も抱えています。
この状況の中で、発注側の企業が取るべき戦略は「複数のEMS工場と関係を持つ」こと、そして「試作段階から工場と一緒に設計を最適化する(DFM)」ことです。
部品調達の問題は、発注先の工場だけでは解決できません。
設計段階で代替部品を織り込んだ設計を行い、製造リスクを分散することが、安定供給を実現する最も確実な方法です。
また、AIや自動化技術の導入が進む中、少量多品種に強い工場と量産に強い工場の役割分担がより明確になっていく傾向があります。
岐阜県内の工場を複数知っておき、案件の規模・内容によって使い分けられる調達体制を構築することが、2025年以降のものづくりに求められる姿勢です。
まとめ:岐阜県の基板実装・EMS工場選びは「自社のフェーズ」で決める
岐阜県には、試作から量産まで、小規模町工場から大手グローバル企業まで、幅広いEMSプレーヤーが揃っています。
選び方のポイントをもう一度整理します。
試作・開発フェーズなら:エンドウ電子・久田見製作所・ケイ・オール中部設計センター
量産・車載対応なら:エヌビーシー・トスレック中津川工場・ユニオンエレックス
設計から一貫委託したいなら:久田見製作所・東海神栄電子工業・レシップエンジニアリング
高難易度実装・BGAリワークなら:ケイ・オール
地域密着・飛騨エリアなら:株式会社エレクス
大垣・西濃エリアなら:エヌビーシー・サス・サンワ大垣支社
まずは複数社に見積依頼を出し、「対応スピード」「担当者の知識レベル」「見積の明確さ」を比較することをおすすめします。
対応スピードと担当者の技術理解度は、その後の長期パートナーシップの質を大きく左右します。
この記事が、岐阜県内での基板実装・EMS工場選びの一助となれば幸いです。








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