SMTインサイダー– Author –
実装技術と製造現場を繋ぐ、現場主義のテクニカルライター
マイクロソルダリング技術者、電子部品製造会社(積層コンデンサ・インダクタ)、基板実装会社リワーク作業、自社商品開発などを経て現在、電子機器の製造に欠かせない「基板実装(SMT)」に関連する専門商社に身を置き、技術営業やプロジェクトマネジメントに従いながら、IT・製造技術・ガジェットに関する執筆活動を行っています。
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経営・営業
「見積はいつ出ますか?」と言われるEMSへ|基板実装の見積時間を短縮する方法
「先日お願いした基板の見積、いつ頃出そうですか?」 顧客からこの一言が届いた瞬間、社内が慌ただしくなる。 基板実装やEMSの現場では、よくある光景です。 担当者に状況を確認し、止まっていた案件を探し出し、急いで計算して、その日のうちに送る。 な... -
経営・営業
基板実装の概算見積はどう作る?正式見積の前に回答するための考え方
顧客から「正式な金額は後でいいので、今日中にだいたいの感覚だけ教えてほしい」と言われた経験はないでしょうか。 こちらとしては、部材の仕入価格も、工程設計も、まだ何も確定していません。 それでも顧客は待ってくれません。 社内の稟議を通すため、... -
経営・営業
基板実装の見積回答が遅い会社で起きている5つのこと|3日かかる見積を早くする方法
「この基板、見積をお願いします」 そう言われてから回答まで3日。 場合によっては1週間。 基板実装やEMSの営業をしていると、決して珍しい話ではありません。 営業担当者としては、 「もう少し早く返せないだろうか」 と思います。 一方で見積担当者から... -
SMT関連
基板実装で部品の逆付けが起きる原因と流出防止策|検査をすり抜ける理由と極性部品の管理方法
「ダブルチェックを徹底していたのに、また逆付けが出てしまった。」 「AOIを通した基板なのに、お客様から極性違いを指摘された。」 基板実装の品質に関わっていると、こうした場面に向き合うことがあります。 部品の逆付けは、はんだ付け不良とは性質が... -
SMT関連
EMS業界でM&Aが増える理由とは?後継者不足・設備投資・顧客基盤から解説
EMS業界で、M&Aの話題を耳にする機会が増えています。 基板実装や電子機器の組立を受託する工場が、他社の傘下に入る。 あるいは、同業の工場を譲り受けて生産能力を広げる。 こうした動きは、特別なものではなくなりつつあります。 背景には、後継者... -
SMT関連
国内データセンターはどこに建つのか|2026〜2033年の案件を「受電時期」で読む方法
この記事の結論 国内のデータセンター(DC)案件は、完成予定日ではなく「いつ受電できるか」で動きます。設備や部材の発注が発生する時期も、営業を仕掛けるべき時期も、受電時期から逆算すると読めます。本記事では、公的データをもとにその読み方を整理... -
SMT関連
IoT製品のファームウェア書き込みをEMSに委託する方法|版数・シリアル・鍵管理で誤出荷ゼロを実現する製造記録づくりの実践ガイド
IoT製品の量産フェーズに入ると、多くのメーカーがファームウェアの書き込み工程をEMS(電子機器受託製造サービス)に任せる選択をします。 自社で全数を書き込むよりも早く、コストも抑えられるからです。 しかし、この工程には「版数」「シリアル番号」... -
プリント基板
FR-4とCEM-3の違いを徹底比較|性能・価格・用途で見る、失敗しない基板材料の選び方
「FR-4とCEM-3、名前は聞いたことがあるけれど、実際に何が違うのか説明できない」 基板の設計や発注に関わっていると、こうした場面に必ず一度はぶつかります。 どちらも電子機器の心臓部を支える基板材料であり、見た目だけではほとんど区別がつきません... -
未分類
「AI開発ペース鈍化」で受注はどこから止まるのか。自己判断する前に知っておきたいこと
2026年9月12日、Anthropicのダリオ・アモデイCEOが「We Must Pace the Frontier」と題した論考を、自身のサイトで公開しました。 内容を一言で言うと、AIモデルの能力向上のペースを、意図的に落とすべきだという提言です。 その日のうちに、OpenAIのサム... -
SMT関連
EMS支給部品の残数が合わない原因と対処法|使用数・実装ロス・返却数を照合する月次棚卸の実務
支給した部品の数が、なぜか合わない。 入庫数と使用数を足しても、返却された数を引いても、どうしても差異が残る。 EMSの担当者に聞くと「実装ロスです」の一言で片付けられてしまう。 そんな経験をお持ちの方は、決して少なくありません。 この記事では... -
SMT関連
EMSへの見積依頼はなぜ差し戻される?不足しやすいデータの実態と対策
EMSへ見積を依頼したのに、なかなか回答が返ってこない。 問い合わせてみると「情報が足りないので確認させてください」と言われ、資料を出し直すことになる。 こうした経験を持つ設計者や購買担当者は少なくありません。 見積の差し戻しは、単なる手続き... -
調査報告書
「日本プリント基板産業年次白書2027」を読む前に知っておきたいこと 国内PCB業界データの現在地
プリント基板、いわゆるPCBに関する市場調査レポートは、これまでその多くが海外調査会社発でした。 グローバル市場全体を俯瞰する資料としては、よくできています。 ただ、日本国内のメーカーが、どの県のどの工場で、何を作り、誰に売っているのか。 そ... -
調査報告書
半導体・電子部品の新工場を営業先にするなら「完成予定日」だけ見てはいけない
半導体工場の新設ニュースを見ると、 「これは営業チャンスかもしれない」 と思うことがあります。 数百億円。 場合によっては数千億円。 TSMC、Rapidus、キオクシア、マイクロン、村田製作所、京セラなど、大型の設備投資がニュースになります。 私も製造... -
SMT関連
製番ごとに仕様が違う基板はどう発注する?半導体製造装置における個別構成管理の実践ガイド
同じ型式番号の装置のはずなのに、号機によって基板の仕様が微妙に違う。 現場でこの状況に直面したことがある方は、決して少なくないはずです。 半導体製造装置は、標準機として設計されていても、納入先の工程条件や既存設備との接続方式に合わせて、個... -
SMT関連
在宅検査機器の基板を量産するには?測定精度をそろえる校正工程の作り方
在宅検査機器を試作から量産に移すとき、多くの医療機器メーカーが最初につまずくのが測定精度のばらつきです。 試作段階では一台ずつ手作業で追い込んでいた精度が、数百台、数千台という量産ロットになった途端にそろわなくなる。 原因はセンサーの個体... -
電子機器
電子機器は修理か基板交換か?アフターサービス費用を正しく比較する実践的な費用モデル
電子機器が故障したとき、現場の担当者はいつも同じ問いにぶつかる。 部品単位で直すべきか、それとも基板ごと交換すべきか。 この判断を部品代の高い安いだけで決めてしまうと、思わぬところでコストが膨らむことが少なくない。 なぜなら、アフターサービ... -
SMT関連
IoT機器の電池寿命を量産でばらつかせないためには?待機電流検査基準の決め方を徹底解説
試作機では狙い通りの電池寿命が出ているのに、量産に入った途端に電池寿命のばらつきに関する問い合わせが増える。 そんな経験をしたIoT機器の開発者は、決して少なくありません。 原因の多くは、量産ラインで「待機電流(スリープ電流)」を正しく検査で... -
SMT関連
Bluetooth・Wi-Fiはモジュール採用と個別設計どちらが得か 開発費と量産費で徹底比較
製品にBluetoothやWi-Fiを搭載しようとしたとき、必ずぶつかる分岐点があります。 それが「無線モジュールを採用するか」「チップから自社で個別設計するか」という選択です。 部品単価だけを見れば、個別設計の方が安く見えることが多いです。 しかし、開... -
SMT関連
設計会社とEMSが別のとき、誰が何を決める?発注者を含めた三者分担表で「対応漏れ」をなくす方法
設計は設計会社に、量産はEMSに。 そんな体制で開発を進めている方から、同じ相談を受けることが少なくありません。 「回路の軽微な修正、これはどちらが決めることになっていたんだっけ」 「部品が急に生産終了になったが、代替品の選定は誰の仕事なのか... -
SMT関連
EVT・DVT・PVTの合格条件は誰が決めるのか|EMSと共有する量産承認シートの作り方
「EVTは通ったはずなのに、DVTに入った途端に話がこじれた」 こうした相談を、ハードウェア開発の現場で何度も聞いてきました。 原因を掘り下げていくと、技術的な不具合そのものよりも、もっと手前の問題に行き着くことがほとんどです。 それは、EVT・DVT...
