【1/5 基板実装トレンド】仕事始めと価格高騰の波。基板実装ドットコム最新ニュース

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1. 【市場・コスト】ASUSが本日よりPC製品を値上げ。メモリ高騰の「転嫁」が本格化

  • ニュース概要: ASUSは本日(2026年1月5日)より、一部のPC製品ラインの価格改定を実施。メモリ(DRAM)の調達コスト急騰を受け、Dellに続く形での値上げとなった。2026年Q1を通じて業界全体で5〜20%の価格上昇が予測されている。
  • 現場視点のプロ解説:「仕事始め早々、厳しいニュースです。メモリ価格の高騰は、実装現場にとっては『部材費の増大 = 運転資金の圧迫』に直結します。特に中小の実装受託(EMS)では、部材を自社調達している場合、キャッシュフローの管理がこれまで以上に重要になります。顧客に対しては、『部材高騰による見積価格の有効期限の短縮』など、早めの防衛策を講じるべきです。」
  • URL: TrendForce: ASUS to Raise Prices on Selected PC Lines from Jan. 5

2. 【自動化・戦略】最新SMTラインの共同ラボ「The SMT Future Experience」が始動

  • ニュース概要: Creative Electron、PVA、Europlacerの3社が協力し、2026年の製造課題を解決するための共同研究拠点を開設。2月11〜12日にローンチイベントを開催し、AI統合や運用の最適化を実演する。
  • 現場視点のプロ解説:「メーカーの垣根を超えた『共同ラボ』の動きは、今の自動化トレンドを象徴しています。これまでは『マウンターはヤマハ、検査機はコーヨン』といったバラバラの運用が多かったですが、これからは『ライン全体を一つのAIで制御する』時代。中小工場も、単体装置の性能だけでなく、他社装置との『データ連携』ができるかどうかを設備更新の基準に据えるべきです。」
  • URL: EPP Europe: Collaborative venue to transform electronics manufacturing

3. 【半導体・規制】米国政府、中国向け装置輸出の「2026年年間承認」を決定

  • ニュース概要: 米国政府は、TSMC、サムスン、SKハイニックスの中国工場に対し、米国製半導体製造装置の輸出を2026年末まで継続承認。供給網の混乱を最小限に抑える方針。
  • 現場視点のプロ解説:「供給網(サプライチェーン)の断絶という最悪のシナリオは2026年も回避されました。しかし、中国当局が国内チップメーカーに対し、『製造装置の50%を国産化せよ』と非公式に指示しているという報道もあります。米中双方の規制の狭間で、基板実装に使う汎用チップの供給が不安定になるリスクは依然として残っています。今のうちに供給ルートの多角化(セカンドソースの確保)を進めておきましょう。」
  • URL: eeNews Europe: US Chipmaking Tool Exports to China Get Annual Approval

4. 【展示会・国内】ネプコン ジャパン 2026:TRIがAI搭載の最新検査ソリューションを公開

  • ニュース概要: 1月21日から東京ビッグサイトで開催される「ネプコン ジャパン」。Test Research, Inc. (TRI) は、AIをネイティブ搭載した3D検査機を出展。虚報(False Calls)を極限まで減らす技術をアピール。
  • 現場視点のプロ解説:「今月のネプコンは、2026年の投資計画を立てる上で欠かせない場です。TRIが提案するような『AIによる虚報削減』は、検査員の工数を減らす=人手不足対策に直結します。
  • URL: NEPCON JAPAN 2026 公式サイト

本日の注目URLリスト(国内外)


まとめ

2026年の仕事始め、キーワードは「価格転嫁への備え」と「AIによる徹底的な効率化」です。

PCメーカーが値上げに踏み切ったように、我々実装業界も「コスト増をいかに付加価値でカバーするか」が問われます。

また、ネプコンのような展示会で「最新のAI技術」を自分の目で確かめることは、人手不足に立ち向かう経営者にとって最高の仕事になります。

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